仮想砂場で遊ぶ子どもたちSEGAのえーでるすなばとは?値段は?
2015/05/09
皆様も子どもの頃は、公園の砂場で遊んだ記憶があると思います。
砂場が好きなのは、今の子どもも同じ。
しかし、今の時代は砂場も昔と全然違う!
今回は、そんな最新型砂場である「えーでるすなば」をご紹介いたします。
Contents
えーでるすなばとは?
「えーでるすなば」とは、去年の秋に登場したSEGAの開発した室内用の子供向け遊具機器です。
森のような仕切りの中に小さな砂場が設置されていて、そこで子どもを遊ばせることができます。
このえーでるすなばの何がすごいのかというと、子ども用でありながら
プロジェクションマッピングという最新の映像技術と、
ものの動きや高低差を察知する「Kinectセンサー」を使っていること。
これらによって、風景や生きものの映像を砂の形状にあわせて映し出し
何と、砂を掘るとそこに水場ができたり、積み上げると山になったりするのです。
できた水場には魚などが現れ、陸地には虫が登場。
それらもプレイヤーの手を認識して、逃げたり丸まったりするそうです。
まるで神様にでもなって、地上を創っているような気分になれそうですね。
映像には「はる」「なつ」「あき」「ふゆ」と四季にちなんだバリエーションがあり、
「はる」には一面に桜が咲き、「ふゆ」には山に雪が積もるなど風景が変わるだけでなく、
季節によって登場する生きものも変化します。
ここまで徹底したこだわりは、子ども用の遊具でありながら、さすがです。
しかし、えーですすなばのスゴイところは、映像だけではありません。
使用されている砂を触ってみると、つるつる?さらさら?していて手に全く付かず、
それなのに非常に固まりやすい。
はじめは人工的な物質かと思ったのですが、れっきとした「砂」のようで、
スウェーデンで開発されたギネティックサンド(通称えーでるさんど)というものだそう。
手につきにくく、水分を含まなくても粘土のように固まるのが特徴で、
砂遊びをさせると汚れるし…衛生面でもあまり良くないのでは…と心配する必要もありません。
砂遊びは、子どもの自発性や創造性を育てるといわれる一方で、衛生的問題で嫌がる保護者も増えてきた中、
これはとても嬉しいポイントです。
どこで遊べて値段は?
えーでるすなばは、セガワールドやナムコランド、モーリーファンタジーなどといった全国のショッピングセンター内のゲームコーナーに設置されています。
値段は、一回につき200円。
今後は、カーディーラーやショッピングモールなど、子どもを退屈させてしまう場所にも展開する構想もあり、
お金を入れるのではなく、時間単位で貸し出す形態も考えられているそうです。
これが実現したら、お買い物に忙しいお母さんは大助かりですね。
最後に
最新技術を駆使して、いろんな楽しい要素を組み込んだ「えーでるすなば」。これなら子どももワクワクしながら、楽しんで遊べるに違いありません。
実際に大人の私も、えーでるすなばの実機を見たときは「なんじゃこりゃ!?」とすごく驚いたし、
面白い仕組みが分かると、子どもじゃなくて、むしろ自分が遊びたいとすら思いました(笑)
皆様も、一度お子様にやらせてみては、もしくはご自分でやってみてはいかがでしょうか?